愛しい種(光文社文庫・第7回ショートショート入選)
光文社文庫(出版社)のwebサイトにて開催されていた、ショートショートの公募に入選しました。
第6回に続き、2回目です!
今回のテーマは「ペット」。
私は『愛しい種』という作品を書きました。
主人公が選んだ「種」は、私自身が選びたいと思った、つまり自分に欠けていると思っているもの。
私にしてはややエモーショナルな物語です。
お時間ある時に、下記よりお読みいただければうれしいです。
https://yomeba-web.jp/novel/i/?book=ss-itoshiitane
ペットというテーマ、本当は今年の1月に亡くなった実家の犬になぞらえた話を書きたいと思っていました。
やさしくて、せつなくて、あたたかい、そんなお話。
しかし現実に起きたことが大きいほど、それを創作で成立させるのは難しく、
「わたしの美しい思い出」
の域を超えられませんでした。
創作として昇華できていない。どうしても話が生ぬるくなってしまう。
公募向けのショートショートとして、面白くないのです。
なので、実家の犬の話はあきらめ、全く別の話に切り替えました。
いつか犬の話も書けるといいなぁ。
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