6月14日(金)、浪曲師・澤 雪絵さんのライブで浪曲ショートショート「嫁笛」を書かせていただきました。
浪曲(ろうきょく)は三味線の伴奏とともに物語を伝える日本の語り芸。
「節」と呼ばれる歌のようなパートと、「啖呵」と呼ばれるセリフのようなパートが交互に繰り返されるので、私がはじめて浪曲を聴いた時の印象は
「民謡と落語が一緒になったみたい!」
でした。
※個人の感想です・・・
ショートショートは、いつも私がこのブログで紹介している短くて不思議でオチのある物語。
浪曲ショートショートは、浪曲という形を守りながらショートショートの物語を展開する新しい試みなのです。
この浪曲ショートショートをは2017年に澤さんが、ショートショート作家であり私の小説の先生でもある田丸雅智さんとスタートされました。
古典浪曲にくらべ、言葉も設定も現代なので、はじめて浪曲を耳にする方でもスッと心に物語の世界が入ると評判です。
私はなんとなくテレビやラジオで浪曲を耳にしたことはあっても、2017年にはじめて生で浪曲を聴き、カルチャーショックを受け、同時に「すごい!これ、書いてみたい!」と思ったのです。
いきなり「書いてみたい」と思ってしまうあたり、かなりあつかましいのですが、とにかくそう思いました。
が・・・
「書いてみたい」と「書ける」の間には、かなりの壁があり、実際に浪曲という形にできるまでかなりの月日がたってしまいました。
とにかく、何から何までわからない。
そして、浪曲の原稿の情報もほとんどなく、ひたすら浅草の定席・木馬亭へ足を運びました。
そんなこんなを経て、なんとか原稿にし、澤さんにご提案し、ブラッシュアップして先日のライブを迎えました。
私は原稿を書いているのでもちろん内容を知っているのですが、それでも「おもしろいな〜〜〜」と思いながら聴き入ってしまいました。
やはり、文字で見ているのとは全く違う。
人の声を通すことで物語は平面から立体へ。
まわりの “世界が揺れる” のです!
ちなみに「嫁笛」は「笛を吹くと理想のパートナーがやってくる」というシンプルな話で、文面で見ると???という感じかもしれませんが、澤さんを通すとホロッとする場面があったり、くすっと笑える場面があったり、とっても盛り上がりました。
ライブが行われたのは、新宿・大久保のバー。
東京ナイトカルチャーという雰囲気で、素敵でした。
澤さん、サポートいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
浪曲(ろうきょく)は三味線の伴奏とともに物語を伝える日本の語り芸。
「節」と呼ばれる歌のようなパートと、「啖呵」と呼ばれるセリフのようなパートが交互に繰り返されるので、私がはじめて浪曲を聴いた時の印象は
「民謡と落語が一緒になったみたい!」
でした。
※個人の感想です・・・
ショートショートは、いつも私がこのブログで紹介している短くて不思議でオチのある物語。
浪曲ショートショートは、浪曲という形を守りながらショートショートの物語を展開する新しい試みなのです。
この浪曲ショートショートをは2017年に澤さんが、ショートショート作家であり私の小説の先生でもある田丸雅智さんとスタートされました。
古典浪曲にくらべ、言葉も設定も現代なので、はじめて浪曲を耳にする方でもスッと心に物語の世界が入ると評判です。
私はなんとなくテレビやラジオで浪曲を耳にしたことはあっても、2017年にはじめて生で浪曲を聴き、カルチャーショックを受け、同時に「すごい!これ、書いてみたい!」と思ったのです。
いきなり「書いてみたい」と思ってしまうあたり、かなりあつかましいのですが、とにかくそう思いました。
が・・・
「書いてみたい」と「書ける」の間には、かなりの壁があり、実際に浪曲という形にできるまでかなりの月日がたってしまいました。
とにかく、何から何までわからない。
そして、浪曲の原稿の情報もほとんどなく、ひたすら浅草の定席・木馬亭へ足を運びました。
そんなこんなを経て、なんとか原稿にし、澤さんにご提案し、ブラッシュアップして先日のライブを迎えました。
私は原稿を書いているのでもちろん内容を知っているのですが、それでも「おもしろいな〜〜〜」と思いながら聴き入ってしまいました。
やはり、文字で見ているのとは全く違う。
人の声を通すことで物語は平面から立体へ。
まわりの “世界が揺れる” のです!
ちなみに「嫁笛」は「笛を吹くと理想のパートナーがやってくる」というシンプルな話で、文面で見ると???という感じかもしれませんが、澤さんを通すとホロッとする場面があったり、くすっと笑える場面があったり、とっても盛り上がりました。
ライブが行われたのは、新宿・大久保のバー。
東京ナイトカルチャーという雰囲気で、素敵でした。
澤さん、サポートいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
楽しかったです!!
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