2019年3月30日土曜日

空気を読む(キノノキ掲載)


全国に先駆けて東京では桜の満開宣言が出ましたが、その後寒い日が続いています。
私は毎年、春先になると明け方に目が覚め、心がざわざわとして
「会社に行きたくない」
「大人になりたくない」
という気持ちになるのですが、どういうわけか今年は平気のようです。
※ちなみにフリーランスのため会社に行く必要はないし、じゅうぶん大人なので大人を求められることもありません。

キノブックスさん(出版社)のwebサイト・キノノキに『空気を読む』というお話を掲載していただきました。
実はこの話はずいぶん前に、そう、ショートショートを書きはじめて間もない頃に一度書いたことがありました。
そのときはアイディアはあったものの、どう終えていいのかわからず、なんとなく中途半端なつぶやきのような状態でした。
今回はアイディアを蔵出しして、もろもろ整え、ぶじ世にだすことができました。

「空気を読めることは幸せか」
私は当然のように、読めないより読めた方がいい。その方が生きやすいし!
と思っていました。
しかし実際そうでしょうか? 
私はときどき、空気を読むほど自分の心はなくなるな、と感じることがあります。

この答えはいまだにわかりません。


この物語の中にでてくるカフェとマスターは、実在します。
「空気が読める」とはちょっと違いますが、とても居心地よく、そして何においてもふんわりスマートなのです。
冒頭で「大人になりたくない」という気持ちを持つことがあると書きましたが、このマスターのような大人にならなりたいかも。

この素敵空間にご興味のある方は、ご連絡いただければご案内しますよ。


すっかり話がそれてしまいました!
というわけで、毎度リンクから見ていただく形でお手数おかけしますが、「空気を読む」作品そのものは、下記からお読みいただけます。

http://kinonoki.com/book/monogatari-factory/factory99.html





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